はじめに:「習慣化できない」は、根性不足ではない
「ブログを続けようと思ったのに、もう3日止まってる…」 「日記を書きたいけど、毎日は無理だった」
そんな挫折感を抱えてしまう人は、とても多いです。
でも、それはあなたが“根性なし”だからではありません。
仕組み(=設計)がないから続かないだけです。
この記事では、
- なぜ続けられないのか?
- 続けるために必要な3つの設計視点
- 日記や体験談でもOKな「継続テンプレート」
をお伝えします。特に、ブログ初心者や何事も「3日坊主」になりがちな人にこそ読んで欲しい内容です。
見出し1:多くの人が「継続」に失敗する3つの原因
1-1:目標が抽象的すぎる
「ブログを頑張る」「毎日投稿したい」
──気持ちは素晴らしいですが、これは継続を阻む目標設定です。
なぜなら、
- 何をもって“達成”とするのかが曖昧
- 比較対象が常に「理想の誰か」
- 小さな達成感が得られない
これでは続くわけがありません。
1-2:「やる気」を当てにしている
「今日こそ頑張ろう」「やる気出たら書こう」
──実はこれ、一番危ない考え方です。
やる気は天気のように気まぐれ。気分に頼っていたら、当然ムラが出ます。
1-3:行動設計が「全部・毎日・完璧」になっている
- 毎日必ず投稿
- 1記事3000文字以上
- SNSにも発信
このように“フルセットで完璧”を目指すと、1日でもできなかった時点で罪悪感が発動し、やめたくなります。
見出し2:続ける人が使っている「3つの設計」
継続できる人には、共通点があります。
それは「継続しやすい設計」をしていることです。
2-1:「ゆるく始めて、戻れる仕組み」
例:
- 曜日で固定する(月・水・金だけ)
- 書くのはタイトルだけの日があってもOK
- 1行でも書いたら「できた」にする
重要なのは「失敗しても戻れる感覚」です。
2-2:「型を決めて、思考の負荷を減らす」
- 毎回同じ見出し構成
- 書くテーマを固定
- 冒頭の言い回しをテンプレ化
考えなくても書き出せるようにすることで、“スタートのハードル”が下がります。
2-3:「見える化+ご褒美」の活用
- チェックリスト
- 継続カレンダー
- 続いたら好きなドリンクを飲む
脳は「快感」を得たことを覚えていて、次の行動につなげます。
見出し3:日記・体験談でもOK!3パターンの“継続テンプレ”
テンプレ1:3ステップ日記型
- 今日やったこと
- 学び・気づき
- 明日やること
→ 所要時間:5分 → 書く対象:ブログ・学習・仕事 なんでもOK
テンプレ2:ストーリー体験談型
- 過去:困っていたこと
- きっかけ:どうして変わろうと思ったか
- 現在:やってみての実感・気づき
→ SEOと相性が良く、後々リライトしやすい構成です。
テンプレ3:感情トリガー記録型
- 今日の気分(1〜10で数値化)
- その原因・出来事
- そこから得た学び or 課題感
→ モチベーションの上下を記録することで、自分の行動パターンが見えるようになります。
見出し4:「テンプレで書くと浅くなる」不安への答え
「テンプレに頼ると、自分の感情が出せなくなるのでは?」
という不安もあるかもしれません。
でも、実は**テンプレは“感情を引き出すための道具”**です。
- 書く型があるから、自分の中の感情に集中できる
- パーツに分けることで、思い出しやすくなる
- 「何を書こう…」の時間が減ることで、負担が減る
結果として、自然な文章になります。
見出し5:「続かない自分」を責めないで
3日坊主、週1ペース、忘れて再開。
それでもいいんです。
むしろ、続けられる人は“うまくサボれる人”です。
- 気分が乗らない日はテンプレだけ埋める
- 忙しい日は見出しだけ保存
- 2週間後でも、また戻ってこれればOK
継続とは「止まらないこと」ではなく、「戻れること」。
そのためにテンプレや仕組みがあるのです。
まとめ:テンプレは「続けるための杖」である
ブログでも、日記でも、何かを始めるときに大事なのは、
- 「毎日続ける」ではなく「また戻れる設計」
- 「やる気」ではなく「やらざるを得ない仕組み」
- 「完璧な記事」より「等身大の一歩」
です。
テンプレは、そんなあなたを支える“書くための杖”。
Realpath Journalでは、挫折しやすい人に寄り添いながら、「戻ってこれるブログ習慣」を一緒に育てていきます。


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